みなさんご存知とは思いますが、「M2 1002」は1992年にマツダの子会社M2から発売された限定車両です。「M2-1001」と同時に発売されそれぞれ300台限定でしたが飛ぶように売れた1001とは別に1002は100台程度しか売れずあまり市場に出回りませんでした。
それから20年以上たった今では現存するのは50台程度だと言われています。そして、そのほとんどのオーナーは長年1002に乗っている方で手放す人もほとんどいません。
そんな希少なM2-1002のかなり綺麗な状態の車両を見つけてしまい、この度、管理人が購入することになりました!
この状態の1002がまだ残っているなんて奇跡としか言いようがありません。
カーセンサーにGooカー、ヤフオク、ジモティーなどで探しても1台も見つからず諦めて「違うユーノスで妥協するかー」なんて考えていたので本当におったまげました。
備忘録的にもこのM2の詳細を下記にメモしておきたいと思います。
管理人が購入するユーノスロードスター「M2-1002」の詳細
購入先 | カーメイクコーンズ(ロードスター専門店) |
メーカー | ユーノス |
車名・仕様 | ロードスター・M2-1002 |
排気量 | 1600cc |
ミッション | 5MT |
車体色 | ダークブルー |
年式 | 1992年(H5) |
走行距離 | 98000km(実走行) |
修復歴 | なし |
ロードスター専門店「カーメイクコーンズ」の詳細は下記の記事を参考にしてください!
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ロードスター専門店「カーメイクコーンズ」に行ってきた!
カーセンサー、Gooカーなどはもちろんのこと「地元の掲示板ジモティ〜♩」のCMでおなじみの個人売買用掲示板、ヤフーオークション、メルカリ、モバオクなど様々な方法でロードスターを探し、情報収集を行ってい ...
オリジナルと違う点
- サイドマーカー
- マフラー(カーメイクコーンズオリジナル)
- 幌(ブラック新品に変更)
- ハザード&ヘッドライトスイッチ変更
- ホイールキャップ変更
- フロアマット
- ロールバー?装着
所々変わっていますが、ロールバーも主張しないタイプのものが使われており大きくイメージが変わるような箇所はないので管理人としてはあまり気になりません。
新品に変更された箇所
- NA型幌新品
- タイヤ新品
- 少し前にタイベル交換済み
- シートカバー新品
もし購入することになればバッテリーなども新品にしてもらえると思います。
この車両の現状の悪い点
- フロントバンパー小石傷
- 右ドアハンドル破れ
- オーディオが古い
- バッテリーが弱い
- フロアマット?が少し黒ずんでいる
こんなところですね。
まずこちらがフロントバンパーの小傷です。おそらく高速道路などで小石の跳ね上げによる傷だと思われます。小さな傷ですが正面ですのでとても気になります。
これを5万円かけて塗装し直すというのは正直悩みます。しかし、今回管理人は人生で初めて自分の本当に欲しい車を購入します。そんな車を初めて運転する初日くらいはせめてピカピカの状態で運転したいもの。そう考えてフロントバンパーの部分だけ塗装し直してもらうことにしました!
そして、納車されたのがこちら!かなりピカピカです。
リトラクタブルライトはやっぱり可愛いですよね〜。ヘッドライトの黄ばみやくすみも全くありません。
ただ、よくよく見ると細かい傷などがあり全塗装したい気持ちと葛藤していました。
小傷が気になるからタッチペンを購入しようとし、塗料の番号をコーンズのスタッフさんに相談したところM2-1002は特殊な色を使っているようで一般的なタッチペンの色では合わないようです。
しかし、コーンズさん!画像のようなタッチペン用の塗料をくれました!しかもM2-1002専用です!ありがとうございます。
ユーノスロードスターを運転してみた感想・乗り心地
さて、納車されたロードスターを運転した時のことを思い出に書いておきます。
実は管理人はマニュアル車を購入するのがこれがはじめて。当然、MTで公道を走るのは恐怖そのものです。しかし、納車前にこうなることはわかっていたため、「Anyca(エニカ)」というアプリでホンダのBEATという車を借りてMTを運転するための練習をしておきました。
練習といっても車種は違いますし一週間しか借りていませんでしたが、車の少ない夜中に走り込んだおかげでかなり上達することができました。坂道発進も超急な坂でなければ問題なく発進できるレベルにまではなりましたし、「人間やればなんとかなるんだな〜。」と感心してしまいました。
ビートのおかげもあり、ロードスター納車の日は一度もエンストすることなく家までたどり着くことができました。
肝心の乗り心地はというとー…想像以上に良いです。
さすがに最近の車と比較するとスポーツカーということもあってかなりガタガタ揺れます。ただ、ビートとの比較にもなりますがクラッチの繋ぎやすさや発進のスムーズさは想像以上に心地よくあっという間に運転するのが楽しくなりました。
まとめ
現状、ユーノスロードスター「M2-1002」は決して安い買い物ではありませんでしたが非常に満足しています。M2-1002などの限定車両でなくても「ユーノスロードスター」はたくさんあります。ましてやM2シリーズなどの限定車両は通常のユーノスロードスターと比べて、同じくらいの状態の車両で倍くらいの価格差があるほど高価です。
そんな中、あえてこの「M2-1002」にした理由はこの内装に一目惚れしたからにほかなりません。本革がふんだんに使用されており、日焼けやシミなどにも気をつけなればならないため維持管理には手間と費用がかかります。しかし、自分が本当に惚れ込んだ車両を妥協することなく購入できて良かったと感じています。
これから大切にしていきたいと思います。