モンキーといえば軽くて小さい可愛らしいホンダのバイクで歴史も長く、熱狂的なファンもいるバイクですよね。しかし、その軽くて小さい盗みやすさとパーツの需要の多さから非常に盗難率が高いバイクでもあります。
確かに大人一人でも持ち上げられてしまいますし、軽自動車にも積み込むことができるのですからこれほど盗難向けのバイクはありませんね。
今回はそんなモンキーのために最近話題のロードバイク用盗難防止ロックである「OTTOLOCK(オットーロック)」を購入してみました。ロードバイク用のロックはモンキデーも使えるのか?使い勝手や防犯能力がどの程度あるのかをレビューしていきたいと思います。
↑面倒なので2つしか表示してませんがこちらから他の色やサイズも見れます!↑
OTTOLOCKの種類
まずOTTOLOCKには種類がありますのでそれぞれ紹介したいと思います。
色
色はブラック、オートオレンジ、フラッシュグリーンの3種類です。今回管理人はグリーンを購入しましたが手元に届いたら本当に画像で見たまんまの色でした。
サイズ
サイズ | 重さ | 価格 |
---|---|---|
45cm | 120g | 8618円 |
76cm | 150g | 9698円 |
150cm | 235g | 10778円 |
色に続きサイズも3種類あります。長さによって重さや価格も違います。ちなみに管理人は一番長い150cmを選びました。
OTTOLOCKは破壊されないって本当か!?いえいえ余裕で破壊されます
https://youtu.be/8mSp9wIcBcM
公式サイトでは動画でバーナーで炙ったり、金槌で叩いたりとOTTOLOCKの堅牢性の高さをアピールしていますが果たして本当にこの動画の通りの防犯性能があるのでしょうか?
僕の中の結論としてはこの大きさ、この重量、この価格にしては高い防犯性能があると思いますが全くもって完璧ではない。というのが行き着いた答えです。
その考えを決定的なものにしたのが下記の記事。
OTTOLOCKを実際に購入した方が検証&格付けしているサイトなのですが、なんとニッパー1本を使って約4分で破壊されています。
流石に「かてーな!!」のように最強系ロックまで行かないにしろ、もう少し耐久性があるものなのかと思っていた分、少々がっかりしました。
まあ、こういった防犯ロックは金額と性能が比例しますからある程度は仕方ないのかもしれませんが。
それでも管理人がOTTOLOCKを選んだ2つの理由
ではなぜ管理人はニッパー1本で破壊されてしまうOTTOLOCKを大切なモンキーのために購入したのか?それはOTTOLOCKのコンパクトさと軽量さにあります。
確かにOTTOLOCKは防犯面においては「かてーな!!」や「キタコ(KITACO) ウルトラロボットアームロック」には軽く及びません。しかし、よく考えてみてください。いくら防犯能力が高いからといって先の2つのロックのように超重量の最強系ロックを持ち歩けますか?
ロードバイクに乗っている人なら画像のように鍵を肩に掛けて走っている人を見かけますが、せっかく軽量コンパクトなモンキーに乗っているのに超重量のロックを持っていては爽快な加速感も半減してしまいますし、肩も疲れて楽しい時間が台無しです。
「盗まれるよりはマシ!」と言われれば、それもそうですが人それぞれ天秤にかけた時に重視する点は変わってくるものです。少なくとも管理人はモンキーと走るのに肩に重たい重りを乗せて走りたいとは思いませんし、そこまでするならモンキーは年中家の中に飾っておいてユーノスロードスター(車)でお出掛けします。
OTTOLOCKは元々はロードバイク用のロックですので画像はロードバイクに装着されています。
ただ、ロードバイクの画像でもわかるようにOTTOLOCKは軽量コンパクトですので邪魔にもなりませんし、収納の少ないモンキーでも持ち運びには困りません。
OTTOLOCKの使い方
まずはデフォルトのダイヤルロック解除番号である「000」に揃えます。
解除番号に揃えるとプッシュボタンが押せるようになります。
ダイヤルの番号を変更してロックします。
ロックを解除する際はダイヤル解除の番号に戻し、ダイヤル横のプッシュボタンを押した上でケーブルを引き抜きます。
ダイヤルの変更方法
ダイヤルの変更方法も動画の通りにやれば簡単にできました。ただ、公式では画鋲などを穴に押し込んだ際にカチッと音がするまで押し込むとありますが実際はカチッと音がすることはなく、ムニュッとした感触のみでした。2本とも同じような感触でしたのでこれが正常なのだと思います。
とはいえ、OTTOLOCKの使い方は想像以上に簡単でした。
ただ、ダイヤル変更はベルトを挿したまま行うと故障の原因になるようですので必ずベルトを外した状態で行うようにしましょう。
OTTOLOCKを購入して超絶レビュー!
OTTOLOCKが家に届きました!今回は一番大きい150cmサイズで色はフラッシュグリーンを2本注文しました。
ビニールに入っただけとかなりの簡易包装です。
中には説明書が1枚。購入したのはamazonでしたが説明は日本語で書かれていました。説明書の裏面は保証書になっています。
ダイヤルは3桁とやや少なめ。初期値は「000」で設定されています。
中に金属が入っているとは思えないほどグニャグニャと曲がります。ロックにしては軽いですがまるでプラスチックのような見た目のほどの軽さはなく、重量はそれなりといった感じです。
ダイヤル変更は画鋲など先の尖ったものを必要としますがやり方自体は非常に簡単です。管理人もデフォルトの「000」から簡単に変更することができました。
OTTOLOCKを実際にモンキーに使ってみました。左の蛇口のコンクリート柱と地球ロックしてみました。
フロントフォークだけだと不安なので2本のOTTOLOCKを絡ませてフレームまで届くようにしています。
管理人がOTTOLOCKを2本購入したのは出先でどのような状態でも適切なロックをするためです。1本で足りてしまう場面もありますが、もし長さが足りなかったりロックが不十分だと感じた時に2本目が活躍する予定です。
グリーンの部分の表面はまるでシリコンのような質感なのでベルトを差し込んり引き抜いたりするのは硬くて多少力が必要です。
【追記】OTTOLOCKは使い方が色々あって便利
さて、OTTOLOCKを使い始めてしばらく経ちましたが、その便利さに驚いています。その一つが持ち歩きの便利さです。管理人のモンキーには画像のようにキャリアが付いているのですがOTTOLOCKをこのキャリアにロックさせておけばカバンの中に入れておく必要もなく持ち歩きは非常に便利です。
モンキーのキャリアは小さくて大きな荷物は積めませんがOTTOLOCKがあればこの通り。はみ出てはいるものの犬用のオムツだってしっかり固定できます。
1本だと落ちそうですが下から見ればわかるように十字に固定しているので荷物が落ちることはありません。
これ、かなり便利です!
OTTOLOCKは出先専用!自宅での使用は危険
先の画像ではOTTOLOCKを自宅で使用していますが自宅での盗難は周到に装備や準備を整えたプロによる犯行が行われることがあります。正直ニッパー1本で壊れてしまうようなOTTOLOCKはプロにとってはおもちゃ同然ですので無意味に等しく力不足です。
自宅で使用するならプロが来てもロックを見て諦めてしまうような重厚なもの、例えば「かてーな!!EX」や「キタコのロボットアーム」などであれば使用しているユーザーの口コミを見ても「盗難された」というものがほとんどなく最適と言えるでしょう。
もちろん、管理人も一時的にOTTOLOCKを使ってはいますが近々本格的なロックを購入する予定です。
一方、外出先であればプロによる計画的犯行に合う可能性も少なくなりますから通りすがりの悪ガキにさえ持って行かれなければ問題ないのではないかと考えています。
【まとめ】結局OTTOLOCKは使えるのか?
ネットではOTTOLOCKの防犯性能を不安視するような声もありますがそういった方々はOTTOLOCKに頼り過ぎなのではないでしょうか?
あくまでも管理人の考えですが管理人的にはOTTOLOCKは正しく付き合えば十分に使えるロックだと感じています。
確かに「かてーな!!」や「キタコのロボットアーム」ほどの性能はありませんのでOTTOLOCKを自宅でヘビロテするなどOTTOLOCKに頼り過ぎると痛い目を見ることもあるでしょう。しかし、OTTOLOCKの性能を過信せず、自宅ではワンランク上のロックと併用して使ったり、外出先のみのパートナーとして選ぶ分にはかなり心強い味方なのではないかと思います。
また、OTTOLOCKはバイクや自転車以外にも工夫次第で様々な使い方ができるのも魅力ですね。そんなに高い買い物ではないのできになる方はとりあえず買ってみるもの一つの手ではないかと思います。
以上、OTTOLOCKのレビューでした!( ̄^ ̄)ゞ
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